

SOLUTION
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1日に多数の患者さまの処方箋を取り扱う大規模薬局では、短時間で安全かつ効率的に分包業務を行い、調剤業務の生産性を高めることが重要な課題です。しかし、多様な処方に対応し多数の薬品を使用する状況下では分包機が停止する場面が増えてしまう現実があり、それをクリアするためのシステム構築が求められています。
分包中にカセットの錠剤不足が起きると、充填が完了するまで分包機は止まり、稼働することができません。また充填の際には錠剤をPTPシートから取り出す除包作業も必要となり、作業遅延を助長します。
カセットに実装されている錠剤以外の薬品が必要になると分包機は止まり、手撒きトレーに該当薬品をセットする必要があります。トレーの正しい位置に手撒きする作業は、ミスを引き起こす可能性が高い作業でもあり、大変な労力と時間を要します。
分包中に包装紙やインクリボン等の消耗品切れが発生すると分包機は自動的に止まり、交換しないと再稼働できません。
分包機稼働前、処方データを読み込んだ時点で前述の「分包機が停止する主な要因」が発生するかどうかを予測し、停止させない事前準備を行うことができれば、分包業務の効率化が図れます。それを実現するのがトーショー独自のシステム「Stella」です。
多様な拡張機能を持つ「Stella」で処方データをまとめ、除包・予備撒きなどの事前準備から、分包機を使った最終作業までをシームレスにサポート。分包機の稼働率向上に役立ちます。
分包機制御システム画面には、常に「包装紙とインクリボンの残量」が表示されています。
その表示を参考に作業者が交換タイミングを予測し、準備しておくことができます。