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受付業務効率化と患者利便性向上を実現する

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受付業務における課題

近年、薬局業界では慢性的な人手不足や地域によるスタッフ配置の偏在といった課題が深刻化しており、業務効率化と省力化が急務となっています。
また、従来の薬局運営においては、有人受付と無人受付の情報が分断され、受付情報の管理や運用オペレーションが煩雑になるという課題がありました。

この課題を解決するため、トーショーが提供する、与薬表示システム「i-Number」と、医療AIカンパニー株式会社MG-DX(株式会社サイバーエージェントの連結子会社)が提供する調剤特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」が連携し、受付業務の効率化と一元管理を実現します。

受付情報の一元管理と業務効率化

「i-Number」と「遠隔接客 AIアシスタント」がシームレスに連携することで、以下の機能を提供し、薬局の受付業務における課題解決に貢献します。

◇薬局受付の無人化

「遠隔接客 AIアシスタント」はAIエージェントが、処方箋や保険証確認などの受付業務を実施。マイナ保険証・選定療養など必要な説明や、患者さまからの簡易的な質問への回答を自動で行えます。困っている患者さまには遠隔地からリモート案内を実現し、店舗スタッフが介入せずに処方箋受付を行うことができます。

◇受付番号の一元管理

「遠隔接客 AIアシスタント」で発番された番号がリアルタイムで「i-Number」と連携します。これにより、有人受付・無人受付にかかわらず、すべての患者さまを共通の番号体系で一括管理することが可能になります。

◇「i-Number」管理画面での業務集約

受付方法にかかわらず、すべての受付情報を「i-Number」の管理画面上で確認・操作できます。情報が分散しないため、確認の手間を削減し、スタッフの業務負担を軽減します。

◇待ち状況の可視化

統合管理された受付情報は、店内の待合室モニターにリアルタイムで反映されます。患者さまはご自身の番号を画面で確認しながら待機できるため、待ち時間に対する不満や不安の軽減につながります。番号表示は、患者さまの状況に合わせて先行表示や遅延表示など柔軟に設定できます。

◇スムーズな患者案内

「i-Number」は、受付・発券、進捗管理、呼出といった一連の機能により、患者様をスムーズに投薬窓口までご案内します。発券機は、薬局のスペースや運用に合わせて2種類のタイプから選択可能です。

◇遠隔服薬指導

患者さまの来局店舗内で、遠隔スタッフによる服薬指導やOTC薬販売の遠隔対応の実施体制を整備。事前予約不要で必要なタイミングに即時にビデオ通話による遠隔案内を実施できます。

◇調剤状況確認サービス「Pad Number-Cloud」連携

「i-Number」をご利用の施設であれば、オプション機能である「Pad Number Cloud」連携アプリを追加することで、患者さまはご自身のスマートフォンや携帯電話で調剤状況を確認し、薬局内での待ち時間を有効活用できます。

■株式会社MG-DX

株式会社サイバーエージェントの連結子会社である医療カンパニー、株式会社MG-DXは、ドラッグストアや薬局を中心とした医療機関のDX推進を支援しています。

処方箋事前送信やオンライン服薬指導など、次世代薬局・省力化支援サービス「薬急便」の提供をはじめ、調剤事業の成功を長期的に支えるパートナーとして、当社が持つマーケティングの知見やAI技術を活かし、データ基盤の構築から収益化施策の提案・運用・実行まで、一貫した支援体制を整えています。

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トーショーは、「i-Number」と「遠隔接客 AIアシスタント」の連携を通じて、薬局の皆様の業務効率化と患者様の利便性向上を強力に支援してまいります。
今後も様々な企業・サービスとの連携を積極的に推進し、薬局業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、より安全で効率的な薬局運営に貢献してまいります。