CASE STUDY

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アイケイ薬局様

  • 全自動錠剤分包機
  • 調剤鑑査支援システム
  • 受付機器・表示システム
  • 調剤備品
  • 薬品管理装置
  • 調剤薬局

群馬県高崎市を中心に4店舗を展開する調剤薬局。従来の薬局業務のみに留まらず、「地域の皆様との繋がりを大切に、人生100年時代の健やかな生活をサポートするパートナーでありたい」という理念のもと、健康講座の開催や在宅医療および介護の支援など多角的な活動を展開。ホスピタリティを追求した新しい薬局のスタイルを具現化している。

薬剤師が対人業務に力を注げる環境を構築したいとのご要望に合わせ、
安全かつ効率的な調剤の自動化をご提案し、採用していただきました。

製品の導入に至る過程や導入の効果について、 アイケイ薬局の小池社長、矢中店の栁澤店長にお話を伺いました。

課題
  • 3,000種類に及ぶ薬剤管理の複雑化や一包化業務などに伴って、薬剤師の負担が増加している。
  • 患者さまと直接コミュニケーションをとる対人業務時間の確保。

目的
  • 調剤機器の自動化を図ってヒューマンエラーを削減し、正確かつスピーディーな調剤体制を構築する。
  • 薬剤師が服薬指導や健康相談といった地域住民をサポートする業務に注力できる環境づくりの推進。

◇ 導入事例動画

ユーザー様紹介、導入製品紹介、インタビューダイジェストを動画でご紹介致します。

◇全自動錠剤分包機「Xana-UF」について

薬剤師の手撒き作業が減り、一包化がスピーディーに

Q.Xana-UFを導入しようと思ったきっかけは?

栁澤先生:
私どもの店舗をリニューアルするタイミングと同時期に、トーショーさんから新しい分包機が発売されるというお話を聞きまして。
どういう分包機なのか詳細を聞いたところ、カセットに入っていない薬剤を分包する際の手間を大幅に省ける機能があるということで、とても有用だと思い導入を決めました。

Q.導入後、どのような点で利便性を感じられていますか?

栁澤先生:
以前の分包機ではカセットに入っていない薬剤を分包する場合、薬剤師がコンベアに1錠ずつ手撒きする作業が必要で、これにかなり手間がかかっていました。
でもUF導入後は、錠剤シートをばらす機械でばらした錠剤をUFにそのまま入れるだけなので、手撒き作業が減り、時間短縮にもつながっています。

UFに薬剤を補充

◇錠剤半切機「Blade」について

分包機にも入れられる“正確な半錠化”で利便性アップ

Q.これまで錠剤の半錠化などについて、お困りだった点はありましたか?

栁澤先生:
処方箋に半錠の指定があると薬剤師が手作業でカットしていたのですが、割線が入っていない錠剤や大きさや形状などによって、なかなか割ることができない錠剤も結構ありました。
そういう錠剤は粉砕して調剤することもありましたし、割るにしても粉にするにしても手間がかかるので、何とかできないかと思っていました。

Q.Blade導入後、具体的な効果はありましたか?

栁澤先生:
Bladeを使うと、あっという間に正確な半錠ができるので、薬剤師の負担がかなり減りました。
Bladeでカットした錠剤はUFに入れてスムーズに一包化もできるので、その点も便利です。患者さまにとっても飲みやすくなったと思います。

◇錠剤一包化鑑査支援システム「MDM」について

ヒューマンエラーを防ぎ、高度で精密な鑑査を実現

Q.MDM導入に至る背景を教えてください。

栁澤先生:
ある学会で他社さんの「分包鑑査システム」を見せていただく機会があって、こんなものがあるんだと知って、お付き合いのあるトーショーさんにお話したら、「トーショーにも同様のMDMという製品がありますよ」ということだったので、興味を持ちました。
一包化の鑑査というのは一包一包を全て人間の目で確認しなければいけないので、時間も手間もかかります。
さらにヒューマンエラーも起こりうるので、薬剤師の負担が大きいことから導入に踏み切りました。

MDMによる鑑査

Q.錠剤分包機とMDMの連携による一包化業務のメリットを教えてください。

栁澤先生:
分包した薬袋をMDMに通すだけで、機械が瞬時に内容物1つ1つを精密に鑑査してくれるので、人間が見るよりかなり時間短縮ができました。
薬剤師は機械によってエラーが出たものだけをチェックするので手間が減り、調剤の正確性も高まったと思います。

一包ずつ鑑査

MDCで撮影された画像を確認

分包機と連携した運用

◇与薬表示システム「i-Number」について

番号表示とQRコードで、患者さまの待ちストレスを軽減

Q.i-Number導入前のアイケイ薬局様の店舗の状況について教えてください。

栁澤先生:
矢中店は大体1日に200人前後の患者様がいらっしゃいます。結構多くの方が来られるので、薬を受け取るまでの待ち時間も長くなりがちです。
処方箋を受付に提出していただく際に、患者さまから「今日はどれくらい時間がかかりますか?」と聞かれることもあり、患者さまも待ち時間の長さを気にしていらっしゃると感じます。

受付の様子(矢中店)

Q.i-Numberを導入後、状況に変化はありましたか?

栁澤先生:
i-Numberはモニターに出来上がっている薬の受付番号が表示されるほか、「いま調剤にどれくらい時間がかかっているか」という状況も確認できるので、患者さまに待ち時間を聞かれた際にもすぐにお伝えできるようになりました。
また受付を済ませて一旦外出され、再度来店される患者さまもいらっしゃるのですが、そういう場合も受付時にお渡しした番号札についているQRコードを読み込むことで、外出先でも「もう薬ができているかどうか」を確認できますので、患者さまのタイムロスがなく、満足度につながっていると思います。

待合室の様子(中居店)

患者様をスムーズに案内

シンプルで見やすい表示

◇自動入庫払出ロボット「BD Rowa™システム」(BD社製)について

薬剤の取り揃えミスがなくなり、在庫管理も棚卸も簡単に

Q.BD Rowa™を導入しようと思ったきっかけは?

栁澤先生:
私たちは業務の効率化や安全性を高めるためにも自動化を推進しているのですが、そういう中でたまたまテレビのニュースで自動調剤棚を使っている薬局を目にしたんです。
こういうものがあれば調剤ミスも防げるし、便利なシステムだと感じて、ぜひ導入したいと思ったのがきっかけです。

BD Rowa™運用(中居店)

Q.導入後の効果はいかがですか?

栁澤先生:
実際に運用してみると、調剤ミスが減っているのは明らかでしたね。以前は薬剤を取り揃える際に、必要なものとは違う薬剤をピックアップしてしまうミスがありましたが、そのような間違いはなくなりました。
私たちの店舗では毎日大体400箱ぐらいの薬剤が納品されるのですが、BD Rowa™に入れれば自動で入庫してくれるので、毎日の作業がかなり簡略化されたと感じています。
そしてBD Rowa™は庫内にある全ての薬剤の在庫を管理しているので、棚卸も簡単になりました。

Rowaによる払出し

BD Rowa ProLog™による自動入庫(矢中店)

入庫される薬剤

◇製品導入後の感想

製品の性能にも、トラブル時の素早い対応にも満足

Q.トーショーの機器の性能や使用感について、どのような印象をお持ちですか?

小池社長:
ずっとトーショーさんの製品を使っているので、錠剤分包機にしろ、散剤分包機にしろ、トーショーの製品がないと仕事が回らないというのが本音ですね。様々な機器を利用していますが、これまで使いにくさを感じたこともないですし、製品に対する不満は全然ないです。

大変助かっているのは、製品が故障したときや不具合が起きたときの対応が速いこと。だから何か機械トラブルが起きても、それによって患者さまに迷惑をかけるということはほぼありません。非常に頑張っていただいていると思います。

Q.今後、トーショーにやってほしいこと、期待していることがあれば教えてください。

小池社長:
現状の錠剤分包機は「1薬剤=1カセット」と固定されていますが、新しい薬剤が出たり、既存の薬剤からジェネリックに変えるというときなどの入れ替えの手間を軽減できる機能があるとうれしいですね。

それからあったら便利だと思うのは、施設対応の分包機。例えば介護施設などでフロアごとの入居者さま全員の朝の薬が一包化されてズラッと揃えられると、施設のスタッフさんはすごく配りやすいと思います。

機械化できることとできないことがあるとは思いますが、現場の声に耳を傾けて、今後も製品開発をしてもらえることを期待しています。

◇ 小池社長よりコメント

最先端の自動化技術を積極的に導入し
次世代の地域密着型薬局へ

私たちアイケイ薬局のコンセプトは、「地域の皆さんが100年元気に暮らせる拠点」になること。地域の方が集まりたくなる景観が美しい店舗作りや健康に役立つ様々なワークショップを開くなどして、これまでの薬を提供するだけの薬局から、積極的に地域とつながり、人も町も元気にする場所になることを目指しています。

私たちがトーショーさんの様々な製品を導入しているのは、ヒューマンエラーを防いで調剤の安心安全を守るためであると同時に、自動化によって調剤業務を効率化して、薬剤師が服薬指導など患者さまとふれあう対人業務に力を注ぐためでもあります。

最先端の自動化技術を取り入れてコミュニケーションの時間を創出し、人生100年時代の薬局の新たな可能性を広げるべく、私たちの挑戦はこれからも続いていきます。
今後もトーショーさんのご協力をお願いします。

ワークショップなどで利用されているステラホール

衛生用品、杖、車いすなど幅広い製品群で地域の皆様をサポート

小池社長、栁澤先生、またアイケイ薬局の皆さま、ご多忙の中取材へのご協力まことにありがとうございました。

今回ご紹介した製品